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ステータスごとの絞り込みや、2つのグループのつながりを見たいとき。

ここでは6種類のグラフを、どんなときに使うか・どんな表を用意すればいいか・どう作るかの順に並べています。名前を知らなくても、上の「どれを選ぶか」から辿れます。

どれを選ぶか

ファネル

ステータスごとの絞り込みと、どこで離脱しているかを見る。

この表が
ステータス件数
問い合わせ240
商談96
見積52
成約21
こう描かれます
問い合わせ 240商談 96 (離脱60%)見積 52 (離脱46%)成約 21 (離脱60%)

上から順に細くなる形で、ステータスごとの残り具合を見ます。問い合わせから商談への落ち込みが最も大きく、ここが最初の関門です。

こんなとき

問い合わせが来てから成約するまでに4つのステータスがある。どこで一番こぼれているのかを知りたい。

作り方

  1. 1.案件のテーブルに「ステータス」の選択肢フィールドを作る
  2. 2.グラフを追加 → ファネルを選び、グループ化に「ステータス」を指定
  3. 3.集計方法は「件数」。並び順は選択肢の登録順がそのままステータスの順になる

読み違えないために — ステータスの選択肢は、登録した順にそのまま並ぶ。あとからステータスを足すときは順番に気をつける。

リボン図

性質の異なる2つのテーブルを中央で合流させて突き合わせる。

この表が
職種求人数
エンジニア48
営業22
デザイナー15
事務9
こう描かれます
左右それぞれにデータが必要です

左右2つのテーブルを中央で合流させ、どこが余ってどこが足りないかを見ます。左右それぞれに別のテーブルを指定します。

こんなとき

求人と求職者、在庫と注文のように、別々に管理している2つの表を突き合わせて、どこが余っていてどこが足りないかを見たい。

作り方

  1. 1.2つのテーブルをそれぞれ用意する(リレーションは不要)
  2. 2.グラフを追加 → リボン図を選ぶ
  3. 3.左右それぞれにテーブル・グループ化・集計方法を指定する

読み違えないために — 左右で集計方法が違うと、中央の合流が量の比較にならない。合わせておく。

サンキーダイアグラム

流れの量を帯の太さで示し、どこからどこへ動いたかを追う。

この表が
移動元移動先件数
問い合わせ商談295
商談提案142
提案受注58
問い合わせ返信なし345
商談見送り153
提案失注84
こう描かれます

1行が「どこからどこへ何件動いたか」。同じ名前は同じ節点にまとまるので、問い合わせから受注までの流れが1枚に繋がります。各段から下へ抜けているのが離脱で、返信なし(345)がいちばん太い ―― 提案資料より先に一次返信を直すほうが効く、と読めます。

こんなとき

ファネルのどの段でいちばん落ちているのかを知りたい。採用の選考フローや、タスクの工程でも同じ見方ができる。

作り方

  1. 1.移動元と移動先にあたる2つの列を持つ表を用意する
  2. 2.グラフを追加 → サンキーダイアグラムを選ぶ
  3. 3.グループ化に移動元と移動先を順に指定し、集計方法を決める

読み違えないために — 離脱は段ごとに分けて描く。「離脱 582件」とまとめると総数は分かるが、どの段で落ちたかという肝心のことが消える。

コード図

相互のやりとりの量を、円周上の弦で見る。

この表が
部署A部署B依頼件数
営業開発42
営業サポート28
開発サポート35
開発営業19
サポート営業31
サポート開発24
こう描かれます
営業開発サポート

円周上に部署を並べ、やりとりの量を弦の太さで結びます。営業から開発への依頼(42)が最も太く、逆向き(19)の倍以上あります。

こんなとき

部署間のやりとりの回数や、地域間の移動のように、双方向の行き来の量を見たい。

作り方

  1. 1.2つの相手を表す列を持つ表を用意する
  2. 2.グラフを追加 → コード図を選ぶ
  3. 3.グループ化に2つの列を指定する

読み違えないために — 項目が多いと弦が重なって読めなくなる。10前後までに絞るとよい。

マリメッコチャート

幅(大分類の規模)と高さ(内訳)を同時に見る。

この表が
業種商品売上
製造保守1,800
製造導入1,200
製造研修400
小売保守600
小売導入900
小売研修300
医療保守400
医療導入250
医療研修150
こう描かれます
保守
導入

製造

保守
導入
研修

小売

保守
導入
研修

医療

横幅が業種の規模、縦の分割がその中の商品構成です。製造業が幅の半分以上を占め、しかもその中では保守が最も厚い ―― 規模と中身を1枚で見ます。

こんなとき

取引先を業種ごとに分けたうえで、業種の規模(売上構成比)と、その中の内訳を同時に見たい。

作り方

  1. 1.大分類・内訳・数値の3列を持つ表を用意する
  2. 2.グラフを追加 → マリメッコチャートを選ぶ
  3. 3.グループ化に大分類と内訳、集計方法に合計を指定する

読み違えないために — 面積が量を表す。幅だけ、高さだけを見て比べると読み違える。

累積フロー図

各ステータスの滞留量が、時間とともにどう積み上がったかを見る。

この表が
日付状態件数
2026-09-01未着手18
2026-09-01作業中6
2026-09-01完了4
2026-09-08未着手16
2026-09-08作業中11
2026-09-08完了9
2026-09-15未着手14
2026-09-15作業中17
2026-09-15完了13
2026-09-22未着手12
2026-09-22作業中22
2026-09-22完了18
こう描かれます

帯の厚みが、その状態に溜まっている件数です。作業中の帯だけが週を追うごとに厚くなっており、ここで滞留していると分かります。

こんなとき

タスクが「未着手・作業中・完了」のどこに溜まっているか、その溜まり方が先月からどう変わったかを見たい。

作り方

  1. 1.タスクのテーブルに日付と状態の列を用意する
  2. 2.グラフを追加 → 累積フロー図を選ぶ
  3. 3.グループ化に日付と状態を指定する

読み違えないために — 帯の厚みが横に広がり続けているところが、滞留しているステータス。傾きではなく厚みを見る。

ここにあるグラフは、すべて標準で使えます

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