ステータスごとの絞り込みや、2つのグループのつながりを見たいとき。
ここでは6種類のグラフを、どんなときに使うか・どんな表を用意すればいいか・どう作るかの順に並べています。名前を知らなくても、上の「どれを選ぶか」から辿れます。
ステータスごとの絞り込みと、どこで離脱しているかを見る。
| ステータス | 件数 |
|---|---|
| 問い合わせ | 240 |
| 商談 | 96 |
| 見積 | 52 |
| 成約 | 21 |
上から順に細くなる形で、ステータスごとの残り具合を見ます。問い合わせから商談への落ち込みが最も大きく、ここが最初の関門です。
こんなとき
問い合わせが来てから成約するまでに4つのステータスがある。どこで一番こぼれているのかを知りたい。
作り方
読み違えないために — ステータスの選択肢は、登録した順にそのまま並ぶ。あとからステータスを足すときは順番に気をつける。
性質の異なる2つのテーブルを中央で合流させて突き合わせる。
| 職種 | 求人数 |
|---|---|
| エンジニア | 48 |
| 営業 | 22 |
| デザイナー | 15 |
| 事務 | 9 |
左右2つのテーブルを中央で合流させ、どこが余ってどこが足りないかを見ます。左右それぞれに別のテーブルを指定します。
こんなとき
求人と求職者、在庫と注文のように、別々に管理している2つの表を突き合わせて、どこが余っていてどこが足りないかを見たい。
作り方
読み違えないために — 左右で集計方法が違うと、中央の合流が量の比較にならない。合わせておく。
流れの量を帯の太さで示し、どこからどこへ動いたかを追う。
| 移動元 | 移動先 | 件数 |
|---|---|---|
| 問い合わせ | 商談 | 295 |
| 商談 | 提案 | 142 |
| 提案 | 受注 | 58 |
| 問い合わせ | 返信なし | 345 |
| 商談 | 見送り | 153 |
| 提案 | 失注 | 84 |
1行が「どこからどこへ何件動いたか」。同じ名前は同じ節点にまとまるので、問い合わせから受注までの流れが1枚に繋がります。各段から下へ抜けているのが離脱で、返信なし(345)がいちばん太い ―― 提案資料より先に一次返信を直すほうが効く、と読めます。
こんなとき
ファネルのどの段でいちばん落ちているのかを知りたい。採用の選考フローや、タスクの工程でも同じ見方ができる。
作り方
読み違えないために — 離脱は段ごとに分けて描く。「離脱 582件」とまとめると総数は分かるが、どの段で落ちたかという肝心のことが消える。
相互のやりとりの量を、円周上の弦で見る。
| 部署A | 部署B | 依頼件数 |
|---|---|---|
| 営業 | 開発 | 42 |
| 営業 | サポート | 28 |
| 開発 | サポート | 35 |
| 開発 | 営業 | 19 |
| サポート | 営業 | 31 |
| サポート | 開発 | 24 |
円周上に部署を並べ、やりとりの量を弦の太さで結びます。営業から開発への依頼(42)が最も太く、逆向き(19)の倍以上あります。
こんなとき
部署間のやりとりの回数や、地域間の移動のように、双方向の行き来の量を見たい。
作り方
読み違えないために — 項目が多いと弦が重なって読めなくなる。10前後までに絞るとよい。
幅(大分類の規模)と高さ(内訳)を同時に見る。
| 業種 | 商品 | 売上 |
|---|---|---|
| 製造 | 保守 | 1,800 |
| 製造 | 導入 | 1,200 |
| 製造 | 研修 | 400 |
| 小売 | 保守 | 600 |
| 小売 | 導入 | 900 |
| 小売 | 研修 | 300 |
| 医療 | 保守 | 400 |
| 医療 | 導入 | 250 |
| 医療 | 研修 | 150 |
製造
小売
医療
横幅が業種の規模、縦の分割がその中の商品構成です。製造業が幅の半分以上を占め、しかもその中では保守が最も厚い ―― 規模と中身を1枚で見ます。
こんなとき
取引先を業種ごとに分けたうえで、業種の規模(売上構成比)と、その中の内訳を同時に見たい。
作り方
読み違えないために — 面積が量を表す。幅だけ、高さだけを見て比べると読み違える。
各ステータスの滞留量が、時間とともにどう積み上がったかを見る。
| 日付 | 状態 | 件数 |
|---|---|---|
| 2026-09-01 | 未着手 | 18 |
| 2026-09-01 | 作業中 | 6 |
| 2026-09-01 | 完了 | 4 |
| 2026-09-08 | 未着手 | 16 |
| 2026-09-08 | 作業中 | 11 |
| 2026-09-08 | 完了 | 9 |
| 2026-09-15 | 未着手 | 14 |
| 2026-09-15 | 作業中 | 17 |
| 2026-09-15 | 完了 | 13 |
| 2026-09-22 | 未着手 | 12 |
| 2026-09-22 | 作業中 | 22 |
| 2026-09-22 | 完了 | 18 |
帯の厚みが、その状態に溜まっている件数です。作業中の帯だけが週を追うごとに厚くなっており、ここで滞留していると分かります。
こんなとき
タスクが「未着手・作業中・完了」のどこに溜まっているか、その溜まり方が先月からどう変わったかを見たい。
作り方
読み違えないために — 帯の厚みが横に広がり続けているところが、滞留しているステータス。傾きではなく厚みを見る。
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